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新入社員ブログ

新社屋CLT

2021-01-22
お疲れ様です。
 
山口電気工事株式会社 企画・広報 前原です。
 
画像は新社屋の画像です。
 
この木の四角いものは何だと思います?
 
インキュベーションBOXです。
 
インキュベーション=卵の孵化という意味があります。
 
ビズネスでは創造する生産するなどで使われます。
 
このインキュベーションBOXはCLTという木材を使用しています。
 
CLTとはCross Laminated Timberの略称です。
 
単純に言うと、CLTは板を重ねて接着させた木材です。
 
板を重ねて接着させた木材がどうしたのでしょうか?と思いませんか?
 
実はこのCLT、あまり太くない木材が木の節が多いものなど
 
一般的に建築材として使用しにくい木材を使用しています。
 
重ねて圧縮して接着。出来上がり。分かりますでしょうか?
 
日本で使用される木材のうち7割は輸入です。自給率は3割。
 
何故、輸入が7割なのか?色々な要因はあるかもしれませんが、一番は外国の木材は安価だからです。
 
このことによって何が起こっているか?
 
森林資源が循環しないため、森林資源がどんどん増えてます。
 
使うべきタイミングの木材が使用されず余っていっています。
 
身近な話で言うと、若い木は高齢の木より成長が盛んなため温室効果ガス(co2)をより多く吸収します。
 
森林の循環も重要な温室効果ガス削減に貢献しています。
 
森林の伐採が問題になっているのは海外であり、日本では森林の循環が必要になっています。
 
今は適齢期の木の有効活用が重要であり、なおかつ次世代に残すために若い木の植林も必要です。
 
森林は持続可能な資源であり次世代のために日本の木の有効活用が必要になっています。
 
あっ!!長くなり過ぎてしまいました。すいません。
 
CLTから少し話がズレてしまいました。
 
弊社の3Fの天井とインキュベーションBOXはCLTを使用しています。
 
且つ、西日本でCLTを使用している同等の建築物は非常に数少ないかと思われます。
 
私自身CLT知りませんでした。しかし、新社屋に関わる中でCLTを知り
 
日本の森林循環の現状を知りました。
 
一人でも多くの方が知っていくことで変わっていくこともあるのではないかと思います。
 
そして私は広報ですから、一人でも多くの方に知ってもらえるようにしていきます。
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